日本語ゼロの子 サバイバル期の学習を考える! ~ボランティア研修会を行いました~

10月3日、子ども日本語教室で活動するボランティアの研修会を行い、40名が参加しました。
年に2~3回、ボランティアのスキルアップ、またボランティア同士の交流、情報共有等を目的に、研修担当が中心となり、研修会を開催しています。
今回は、昨今増加傾向にある、日本語ゼロレベルで来日する子どもたちが直面するサバイバル期に、CIFAの日本語教室ではどのような支援をしていけばよいのか、というテーマでした。
「サバイバル日本語」とは、来日直後など日本語が全く話せない状態の学習者が身に付けなければならない、日常生活(学校)での最低限のコミュニケーション(挨拶など)が取れるような初期段階の日本語のことをいいます。
最初に、文科省の研修動画を視聴し、8つのグループに分かれ、
「許可をもらう “いい”、“だめ” がわかる」
「 “できる”、“できない”を言う」
「位置をいう」
などの、学習事項に沿って学習計画を立てる、というグループワークを行いました。
表現例、語彙例、教材例を参考に、日ごろは同じ学年を担当するボランティア同士が意見を出し合い、ゼロレベル生徒を想定し、どのように進めていけば、理解が深まり定着していくのかを考えていきました。
成功例や、失敗体験等も共有しながら、和やかな雰囲気の中、ワークを行いました。

その後、各グループが発表し、各学習事項での学習計画案を皆で共有しました。
・単語だけでは覚えてもらえないので、文章の中で反復して使うことで、定着につながる
・実際に見せて(写真、イラスト、実物)、視覚で覚えてもらうことも効果的
・「ある、ない」の概念は実演することで、理解してもらう
等、沢山のアイディアをシェアすることができ、有意義な研修会となりました。
